防火地域と木造住宅

家を設計するにあたり、一番ネックだったのが土地のこと。

”土地のこと”っていっても探すとか買うとかという話ではなくその土地に建てられる建物のお話です。

なんとここは”防火地域”だったんです!

防火地域ってなんぞや?って話ですけど、これは順をおって説明しますね。

まず、人口や就業者数などで一定の条件を満たすところは「都市計画区域」に指定されます。人がいっぱいいる所ってことねw。

Yahoo不動産 > 不動産用語集 >都市計画区域

そして、その区域をさらに防災上の観点から「防火地域」と「準防火地域」に区別します。

Yahoo不動産 > 不動産用語集 > 防火地域

Yahoo不動産 > 不動産用語集 > 準防火地域

家を建てることになった場所がこの”防火地域”のほうだったんです。

”防火地域”だとどうなの?ってことなんですが、建てられる建物に制限がでてくるんです。

簡単に書くと3階以上か、または延べ床面積が100平方メートルを越える建物は”耐火建築物”としなければならないし、それ以外でも”準耐火建築物”以上にしないといけないという決まりがあるんです。

一般的に防火地域内では鉄筋コンクリートの建物・・・マンションなんかになってしまうことがほとんどです。

でも、マンションにしたり、店舗をいれたりするつもりはまったくありませんでした。

建てるなら木造の温かみがある家にしたかったんです。

そしたら!

ちゃんと木造が建てられる条件がありました♪。

それは

  1. 耐火建築物または準耐火建築物
  2. 2階以下でかつ延べ面積100平方メートル以下

という2つの条件を満たしていると木造にすることも可能なんです!!。

土地自体100平方メートルほどしかなく、延床もがんばっても100平方メートルほどが限界の我が家にとってはまさにうってつけの条件だったんです。

これは工務店に話を聞きにいって初めて知った事実なのでした。

そもそも「木造=燃える」というイメージがあるので木造でつくれるなんて思いませんよね~w。

だからご近所にあいさつにいくと「何階建てをつくるの?」とさんざんいわれ、「木造2階建です」というと「え!!??」とびっくりされることがほとんどでしたw。

た・・だ・・し。

この度お願いした無添加住宅の仕様では外側に木が見えるのはできないという条件だけが残念でした。

例えば「鎧戸」

木が見えることで雰囲気もまた違ってきたんですけどね~。

でも木造が建てられること以上の喜びはなかったですからね~。
ぜんぜんOKです。

簡単に調べてみたところ準耐火構造になっていればログハウスですら建てられるということもあるみたいだったので興味のある人は調べてみてくださいな♪。

 

家を建てるってことにならなきゃこんなこと知らなかったんですけど、

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